ニュースリリース

国際財務報告基準(IFRS)の任意適用に関するお知らせ

2019年11月08日

 当社は、グループにおける経営管理の品質向上を目的として、2020年度から連結財務諸表及び連結計算書類に国際財務報告基準(以下、「IFRS」)を任意適用することを決定しました。
 併せて、2020年度以降の開示セグメント区分を変更しますので下記の通りお知らせいたします。

  1. 1. IFRSへの移行に伴う開示スケジュール(予定)
    開示時期開示内容
    2020年2月 2019年12月期決算発表(日本基準)
    2020年3月 2019年12月期有価証券報告書(日本基準)
    2020年5月 2020年12月期第1四半期決算発表(IFRS)
    2020年5月 2020年12月期第1四半期報告書(IFRS)
    1. 2020年2月に予定しております連結業績予想の発表にあたり、IFRS及び新規セグメント区分により作成した2019年通期業績概算値を対前年比較のための参考値として公表予定です。但し概算値は実績確定後、変更となる場合がございます。
  2. 2. 調整後営業利益の採用について
    IFRS任意適用にあたり、従来日本基準で公表していた営業利益に代わり、「調整後営業利益」を採用いたします。調整後営業利益は、IFRSに基づく営業利益から一部項目を調整した利益となります。
    1. 調整項目: 事業・工場再編費用、のれん減損損失、固定資産減損損失、災害損失、受取保険金、その他一時的かつ多額に発生する損益
  3. 3. 開示セグメント区分の変更について
    当社組織体制に則した業績開示の観点から、従来「事業別」「所在地別」にて切り分けていた開示セグメント区分を、2020年度より新セグメントに統合いたします。また、インド市場を従来の「中国・アジア大洋州」管轄から移管し、「欧州・ロシア・中近東・インド・アフリカ」へ区分を変更いたします。
開示セグメント区分の変更詳細について
(補足説明) 開示セグメント区分の変更詳細について
  1. 1. 新規セグメント区分について
    2020年度より、これまでの2つの「事業別セグメント」及び4つの「所在地別セグメント」での開示区分を4つの新セグメントでの開示に統合いたします。これは、経営管理上の区分である戦略的事業ユニット(SBU)別での事業損益としてより適切な業績開示を行うことを目的とするものです。
  2. 2. 輸出損益について
    従来の開示区分である所在地別セグメントにおいては、一般タイヤ(PSR, TBR)のSBU間取引における輸出損益の一部が「日本」セグメントの中に含まれておりましたが、新規セグメント区分においては、上記の一般タイヤ輸出損益について、販売したSBUの業績に帰属させた上で連結業績を算出する「フル連結方式」に変更いたします。
  3. 3. インド市場の移管について
    これまで所在地別セグメント上で「中国・アジア大洋州」に含めていたインド市場については、当社組織体制の変更に伴い、新規セグメント区分においては「欧州・ロシア・中近東・アフリカ」に加わり、2020年度より「欧州・ロシア・中近東・インド・アフリカ」となります。
  4. 4. 今後の組織及び業績管理体制に応じて、将来的に開示区分を変更する可能性がございます。

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> 広報第1課 TEL:03-6836-3333
<お客様>  お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上